7月20日(土)に行われたeスポーツチームREIGNITE主催のカスタム大会「RIG CUSTOM PARAVOX」。
6つのプロチームから12名の選手が出場し、ドラフト形式でチームを決定。普段見ることのできないメンバー構成はカスタム大会ならではの醍醐味。
今回はそんな「RIG CUSTOM PARAVOX」の大会レポートをしていこう。
大会フォーマット
「RIG CUSTOM PARAVOX」はドラフトで決定したシャッフルチームによる大会となっている。
初めに、4チームによるBO1の総当たり戦を計6試合行う。その試合結果から上位2チームが決勝戦へと進出。
決勝戦はBO3で対戦し、勝利したチームが優勝となる。
使用マップは運営側で事前に決定。決勝戦ではWATERFRONTが使用される予定だったが、BO3となったためNEO CITYも追加された。
プロチーム主催大会ならではの豪華優勝賞品も!
「RIG CUSTOM PARAVOX」の優勝チームには豪華賞品が用意されている。
「SteelSeries」よりArctis Nova 5、Aerox 3 Wireless Onyx、Apex Pro TKL(2023)のセットが3名分提供される。
BO1で行われた総当たり戦
大会始めは4チームによる総当たり戦が行われた。
Shuraku選手率いる「ワン ツー スリー」とRule選手率いる「chill out」の2チームが決勝戦へと駒を進めた。直接対決では100-49で「ワン ツー スリー」が勝利を収めた。
「インターネット老人会」はkoruku選手が新ブランド「JUNO」を使用して、SCACCI(SR)を外すなど独特な構成を見せたが惜しくも1勝に終わった。
「るとのこまってぃー」は白星こそ上げることはできなかったが、「インターネット老人会」と「chill out」に対して94-100の接戦に持ち込むなど非常に惜しい試合を繰り広げた。
決勝戦
総当たり戦を勝ち抜いた「ワン ツー スリー」と「chill out」による決勝戦。大会進行が巻いたため、急遽BO3で行われることに。
第1マップはWATER FRONT。「ワン ツー スリー」はZest選手がKELSEAを採用するなどマップに合わせた構成を見せた。しかし、Aポイントでの連続キルによりついたポイント差を埋めることができず、「chill out」が100-65で勝利を収めた。総当たり戦のリベンジをBポイントという早期決着で果たした。
第2マップはNEO CITY。ミラー構成となった本試合は試合序盤、Aimer選手が大暴れ。Aポイントだけで8キルを獲得するなど「chill out」が優勢かと思われた。しかし、「ワン ツー スリー」もこのまま負けるまいとBポイントで常に人数有利を作り続けて逆転。そのまま勝利を収めた。
最終マップは再びWATER FRONTへ。序盤は「chill out」がシャットダウンを取るもそこから「ワン ツー スリー」のペース。Aポイントだけで69ポイントを獲得した。その後もShuraku選手の火力、hinatoto選手の立ち回り、Zest選手の相手を削り切る力が上手く合わさり見事優勝を決めた。
abrar × pantetsu独占インタビュー
大会前の控室にて。
今大会は実況に公式大会でもキャスターを務めるabaraさんとRIG PARAVOX部門所属pantetsu選手が実況解説を務めた。
試合前にインタビューの時間をいただけたのでその様子をお届けしていこう。
ーーお願いいたします。PARAVOXは試合展開が早くて実況が難しいように見えますが、実況で何か意識している部分はありますか?
abaraさん(以下、abara):PARAVOXって展開早いように見えますが、ローテーションがある程度決まっているのが一つあります。
体力が低くなって回復を取りに行く場面で、回復を取りに行かせないのか、あるいは一旦放置してポイントにフォーカスするのか判断が生まれる瞬間瞬間っていうのが大体タイミング決まっているのでそこをちゃんと意識しています。
あとは、キルログや観戦画面上のUIに全部情報が出ているので、体力状況だったりを見逃さずに見るというところを意識している感じですね。
ーーpantetsu選手は初のPARAVOX解説となりますが、緊張だったりはありますか?
pantetsu選手(以下、pantetsu):なんか妙にリラックスしてますね。怖いですけど(笑)
根拠のない自信はあります!
ーー解説のイメージ像みたいなのは浮かんでいますか?
pantetsu:めっちゃ真面目な大会ってわけではないので、談笑じゃないですけどそういう緩めの雰囲気でやっていこうかなって思っています。
ーーRIG CUSTOM PARAVOXで注目している対戦カードはありますか?
abara:注目している対戦カードはやっぱり「chill out」と「ワン ツー スリー」の対決かなって思います。
REJECTとZETAの直接対決がPGRTで実現しなかったので、スナイパーどっちも上手い(Shuraku選手とAimer選手)ので、今の環境だと使うかわからないですけどその対決が見られると熱いんじゃないかなと思います。
pantetsu:僕は逆に「インターネット老人会」と「るとのこまってぃー」の試合ですね。
mizukiさんとYottyさんはふざけがちな節があるので構成がちょっと楽しみですね。どこまでガチでやるのかっていう。
ーーチームメイトのが出場する大会の解説をやる機会はなかなかないと思いますが、REIGNITEの2人に注目している部分はありますか?
pantetsu:そうですね、nyanmaruさんは結構人見知りなんでmizukiさんがいてくれてよかったなって思います(笑)雰囲気いい人が盛り上げてくれると。
abara:nyanmaruさん人見知りなんですか!?
pantetsu:結構人見知りですね、あまり自分を語ろうとしないみたいな
abara:Project Fの話とかしてくれないんですか?
pantetsu:1位だったって事しか知らないです(笑)
ーーYotty選手については何かありますか?
pantetsu:ふざけるし、情報がいっぱいになると全てがうまくいかなくなる人なんで、パンクしないか心配ですね(笑)
ーーありがとうございました。
■関連リンク
RIG CUSTOM(リグカスタム)について
REIGNITEが主催するカジュアルなカスタム大会。
プロチームの立場からeSportsを身近に感じてもらい、さらなるコミュニティの発展と盛り上がりに貢献を目指している。
REIGNITE所属の選手や人気ストリーマーも多数参加。
コメント